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bimota sb6
自分の所に来てから早9年。

今まで所有したバイクでは一番長く所有しています。

最初の印象は、「ブレーキが効かない・・・。」でした。
忘れもしない名義変更の日 書類を携えて陸運局へ。
しかし突然の雨。 まぁいいかと思いつつ、走ってみると・・・。
全くと言っていいほどのブレーキの効かなさ・・・。握っても異音がするばかり。
鋳鉄ローターとパッドの相性がとてつもなく悪かったみたいです。
で、ブレーキ回りを一通り見直し。これは案外簡単に解決。

色々ありましたが、今も元気に走行しています。

最近の改造&修理、改修




我が家に嫁いで来た当初。
ぱっと見はそこそこですが、カウルはよく見るとボロボロです。
全体に塗装の状態が余り良くありませんでした。
ウインカーのプラも劣化してます。
買った額が安かったので、塗装はプロにお願いすることにしました。

こんな感じで仕上がってきました。
ピカピカです。

ミラーを916系のカーボンミラーに変更
ブレーキはロッキードに変更。
ロッキードはイマイチ良くなかったなぁ・・・。
鋳物のブレンボの方がタッチが良かったです。
接触面の問題もあって、交換しようとしたら・・・・。






















大惨事発生。





















おじいちゃんの軽自動車が急に左折して来て、巻き込まれました(^^;
フレームは問題なかったのですが、ステップのボスがもげて全バラ。
修理見積もりは300万近かった様なw
まぁ、当時ビモータ社倒産中でしたので、部品が手に入りません。


で、

フレーム加工&修理に入りました。
この部品は、サブフレームです。
ここにリアサスマウントとFCRの逃げ加工がされています。

ピカピカに磨き込まれたフレームです。
奥に見えるのがエンジンです。

このステップのボスもアルゴンで再生。
ノーマルは鋳造品なので脆いです。
柔軟性もアップしました。
キャブのフロート室の逃げが彫り込まれたサブフレーム。
削りだし萌えですw
アルミ溶接の硬化待ちで約3ヶ月。

この状態で仮組です。
個体差の多い車体なので、仮組と調整が必須です。
各部の確認をして、ようやくアルマイト加工へ。


ブラックアルマイトが仕上がってきました。
引き締まった良い色です。

いきなりですが、仮組みされています。
初期型sb6の特徴「樽型」のステムベアリングです。
この部品待ちも長かった・・・。
キャスターが変更できる凝った機構です。

FCRが迫力満点です。
赤いプラグコードもかっこいいですね。

このフレームが特徴的です。
ヌード姿も一際美しい・・・。


ホイールはコルセ仕様の車両の中古品を譲っていただきました。
このグリーンがブラック基調の車体にもの凄くマッチしています。
意外な組み合わせでした。
ゴールドに塗り替える予定でしたが、この色の方が高級感がありますね。


後は仕上がった部品を組み立てて行くだけです。

完成までに10ヶ月くらい掛かりました。
色々と高級なパーツの誘惑もありましたが、何とか予算内の仕上げに。
相手方の保険が結構出ましたので、残りはローンと致しました。
中古部品の手配、その他諸々、モトコルセのスタッフの方々、ありがとうございました。



-----改造詳細-----
 FCR換装
 サブフレームを切断し、削り出しの物に交換
 フレーム、スイングアームをブラックアルマイト加工
 ホイールはマルケジーニ
 ブレーキはブレンボ削り出し
 マスターシリンダーはレーシングラジアル
 クラッチマスターはブレンボのラジアル削り出し
 ブレーキローターは、全てステンレスに換装 アルト社製
 ホイールに合わせてインナーローターを製作

ほぼ完璧な仕上がり。


完璧な仕上がりなのは分かっておりますが、自分でいじりたい熱が沸々とわいてきまして・・・・。




























この部分・・・。

このサビが許せなくなりまして・・・。
なんでこんな所を鉄にするのだろうかと疑問に思いつつ。










自分で弄っちゃって大丈夫なのだろうか?等と思いつつも・・・。















ライトステーをカーボンシートとアルミ板で作ってみたりして。

だいぶ前に買ったメーターをを引っ張り出してきまして、フィッティングさせてみたり・・・。
ノーマルのメーターは見えにくい・・・。な〜んて言い訳しつつ。。。。





XJR−400R用デジタルメーター
XJR発売時は不人気だったようですが、なかなかかっこいいです。

XJRは空冷なので水温計がありません。
下側に別口で取り付けます。

ヒューズボックス等を仮止め。
カバーのステーはかっこ悪いので撤去しました。
出来自体はイマイチですが、サビサビの物よりは大分マシです。
配線を解析して、車体へと取り付けます。
この段階で、タコメーターのセンサー、電源線を確定。
ノーマルの配線も加工しちゃったので、この時点で後戻りできない状況にw


問題は、sb6は常時点灯式ではないので、ライトを点けないとメーターが作動しません。
不具合はその位でしょうか?
エンジンの回転数もほぼ同じくらいですので、不足はありません。

らしくなってきました。
右の黒いのが、ノーマルのライトステーです。
ライトの穴の後ろ側は、元バッテリーBoxです。 というか、置き場です。
6Vを2個、直列で12Vにする変な純正バッテリーです。

今思うと、アルミで作ったステーの角を落とせば良かったかなぁと反省。
気が向いたら仕上げ直してみます。


とりあえず取り付け。
メーターもケーブル方式なので簡単です。


自然な感じで付いています。

ノーマルにしか見えません?

とりあえずメインキーを回します。
メーター作動の確認です。
エンジンを始動させます。
ドキドキする瞬間ですね。


セルを押して数秒。
「ボボボボボボ・・・・」と、気持ちよくエンジン始動。

あっさりとタコメーターが作動しています。
水温計も問題なさそうです。

速度表示横「N」マークがニュートラルランプです。
良い感じで青く光っています。
なんでこのメーターが不人気だったんですかねぇ?


燃料計のセンサー取り付け。

写真下のぶら下がってる黒の配線は、水温計のセンサーです。
赤黒の線は、燃料計センサーへ行く線です。


燃料計のセンサーを取り付けます。

樹脂タンクなので、ステーを利用して、上からセンサーをぶら下げます。
取り付けは至って簡単です。

カウルを付けて完成です。

苦労が報われた瞬間です。
個人的には凄く気に入っています。

一コマだけ燃料が残っています。
センサーはちゃんと動作しているようです。

これにて一応の完成です。


工作するのは楽しいですね。
特に出来上がりが気に入った場合は格別です。
逆の場合も結構ありますが・・・・(^^;


最近の改造

リアフェンダーをカットして、LED内蔵の似た形のテールランプに変更しています。

現在の姿




次はどこを弄ろうかな〜ww

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