PWK28装着編


 ケイヒンPWK28に換装。
---ジレラランナーに乗っていたときと同じ加速を味わいたい。---
そう思ったらやるしかない。
ノーマルマフラーでどこまで行けるか、チャレンジ開始です。


現在のPWK28のキャブセッティングは 
メインJ142 スローJ45 ニードル2段目
ほぼ購入時のままです。
ジェット類が手に入り難いので、流量の調整でセッティングしていきます。
PWKのセッティングは、デフォルト辺りから少しずつ調整が基本のようです。
ポン付けでもそこそこ走ります。
(ノーマルエアクリーナーだと、セッティングがなかなか出ませんので、パワーフィルターです)

国産のPWK28です。

スロットルワイヤー部分は、DSの物を使用。
ちょっとだけワイヤーのアウターを切ってあげるとちょうど良くなります。
キャブ側での調整は出来なくなりますが、ハンドル下の方で調整できます。

パワーフィルターは4個で2100円でした。(中古)
結構美品です。
欲しい方はお問い合わせ下さいw 3個余ってます。

ちょっと低速が細い感じですので、パワーフィルターにお洋服を着せてあげました。
フリースの穴のあいてしまった物を再利用。

ちょっと目立ちますが・・・。
アイドリングも安定しました。
リードブロック加工後の方が安定感は増した感じです。

ビチューボの赤いスプリングとマッチしています。

カバーしたパワーフィルターは、吸気音も半減しています。
見た目もそれほど悪くないかと。

ちょっと吸気音がやかましいかなぁ・・・程度・・・です。








が・・・・







いやぁ・・・・。














色々ありまして








---防水&静音----


ノーマルエアクリーナーボックスを利用して、静音化と防水対策を実施することになりました。

仕切り板を撤去し、空気の通路を確保しなければなりません。
夜と雨天に出かけられるレベルを目指します。


ノーマルはこんな感じ。
S字に空気が通るようになっています。
ノーマルキャブの大きさなら、この程度でも良いのかもしれません。

白線部分を半田ゴテで撤去していきます。
もの凄く面倒(^^;



で、

こうなりました。
反対側も同じような感じです。
この状態で仮付け。
試乗してみました。


---試乗結果---

試乗してみましたが、やっぱり空気が足りない感じです。
40キロ辺りからの加速がめちゃめちゃ遅い。
試しにエアクリの蓋を外して試乗したら、低速は無いものの、良い加速をします。
ガスが濃いのは確認したので、対策実施です。


---対策---

キャブへの接続パイプの真下に7_のドリルで穴開け。
空気の流量は、この方法でしか増やせないと思いますので・・・。(スロージェットを絞れば良いのだろうけどw)
ギヤケースの上の辺りなので、大きなゴミも入りにくいかと思います。


---再試乗---


速い! 中々の加速をします!
空気穴の威力は絶大でした。
低速から高速まで、トルクフルに加速していきます。
セッティングがほぼ決まっている感じです。

本来の目的の「静音化」は穴あけで効果半減ですが。(^^;
パワーフィルターよりは静かです。
雨天走行の方はバッチリだと思います。

フィルターのカバー掛け状態よりも低速が出ていますので、一応成功と言うところでしょう。


---完了---


キャブ交換は色々と弊害はあります。
オートチョークとか便利な物が使えません。
しかし、この加速は止められません。
チャンバー装着よりも確実に安価に効果があります。
コストパフォーマンスも優れています。

もちろんこのPWKは中古ですので、更にお安いですw
(全体に中古部品ばかりですw)


仕上がりはこんな感じ。

ノーマルっぽいリアビュー。
ナメてたら痛い目にあいまっせ〜w


全体を磨いてあげました。
やっぱりDSはカッコいいな〜
このマフラーはキャタライザー無しの中古です。


この刻印のあるノーマルマフラーの方はご注意を。
PWK等、キャブ交換すると
キャタライザー付は焼き付く可能性があるそうです。

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